江戸東京たてもの園(小金井公園)で建築撮影にチャレンジしました。
まったく動きがないものを変化をつけて撮るのは、じつは大変です。
その建物の何が一番輝いている部分かイメージし、
必要な部分はきちっと撮影し、いらない部分は構図の中に
入らないようにしないといけません。
「構図」を考えるとき、人によって着目点が違います。
それがいい場合と何かの障害になる場合も。
多くは普段使っている視野角の課題が多いです。
一人一人のそれを把握すべく、たてもの園に入る前に
まずアジサイをスケッチして、生徒さん一人一人の癖を
講師が確認、足りない部分、足りすぎている部分を指摘して、
自身の癖を見つめなおし、本番の撮影に向かいます。
さあ、撮影の始まりです。
たてもの園でも撮りたいものをスケッチして、なにが必要で不要かを、きちっと精査します。それから撮影します。
そして・・・一角で見つけた、なんの変哲もない雨どい。
これを撮ってみましょう。
雨どいさえも、「アート」になる。
撮影する対象は、日々の生活のなかにあふれている。
そういう発見の一日でした。